翼のねじり下げ/主翼と尾翼、ダクトの取り付け角度について検証 - F-16 ファイティング・ファルコン(自作)
初フライトで飛ばなかった要因の調査/検証で、主翼のねじり下げ、主翼と尾翼、ダクトの取り付け各角度などいろいろ検証していきます。98/04/13
翼のねじり下げについて
当時は、よくわからず、主翼の形状から勝手に判断して翼端失速しやすいかなと思い主翼にねじり下げを付けましたが、F-16の場合、デルタ機特性に近く主翼にねじり下げをつける必要はないと思います。(2012/11/11追記)
ねじり下げは以下の図のように翼端の前縁を始点にして後縁を上げる形でつけています。
主翼と尾翼、ダクトの取り付け角度について
主翼と水平尾翼は以下の図のように直線上にあり、取り付け角度は0にしてあります。ダクトも同様に主翼と水平尾翼の直線と一致(角度は0)としてあります。またこの直線がダクトの中心と一致しています。
ねじり下げの角度の確認と水平尾翼の取り付け角度の確認
両翼のねじり下げが正しいか、及び水平尾翼の取り付け角度が正しいから調べてみました。調べ方は分度器の中心から糸をつるして計りたい個所の角度を測る方法としました。機体を水平に置いて、その角度が0であること確認しておき、両翼端の下側に分度器を当ててその時の角度を測りました。左翼はねじり下げが2度、右翼は3度だったので、右翼を2度に修正しました。これで、主翼はOK.
次に同様な方法で、水平尾翼の取り付け角度を測りました。右側の水へ尾翼は0度でOK。左側の水平尾翼は1度程度、ダウン側に取り付けられていました。製作時にもっと正確にしなければいけませんね。結局左側のエレベータを調整することですませました。
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