Jepe F-16 主翼取付と補強
付属の専用のジグを使って、胴体に主翼を接着します。胴体も正確にできていますので、胴体側の接着面の翼型に(上下の隙間を)合わせて主翼を取り付ければ、問題ありませんが、接着前に念のため、左右の取付角度を測って確認した方がいいです。あとは補強の為に下側取付部分をガラスクロスで張ります。
準備
まず、胴体と主翼の接着面は既に綺麗に面取りされ、サンディングされているのですが、念のため、400番で軽くサンディングしておきます。粉が付いている場合があるので、掃除機で綺麗にサンディングした粉を吸い取ります。その後、掃除機では取れない細かい粉をシリコンオフで綺麗に拭き取ります。(掃除機だけでは細かい粉はとれませんでした)
主翼取付ジグ
取付する準備として付属の専用のジグを机に貼り付けます。このジグをよく見ると、主翼はじゃっかん上半角が付くようになっています。
主翼取付
ジグを定規で固定し、載せる前に主翼付け根を上下テープで養生してからジグに載せ、胴体主翼取付後縁の根本をテープで固定します。
カーボン・パイプをサンディングして胴体にエポキシ(5分)で接着しますが、パイプ挿入後、主翼を仮止めして、位置を合わせておきます。カーボン・パイプ接着後、この時(主翼取付前に)に左右の主翼の取付角度を確認しておいた方がいいです。
胴体内部のカーボンパイプの接着ですが、あとから、根本を充填するかたちで補強しています。パイプを挿入する時に回しながら入れたので反対側にもエポキシが流れていて接着されているようなので、よしとしましょう。
エポキシ(5分)で主翼を接着します。主翼の根本をテープで養生して、主翼前縁部分のセンターにマーキングしておきます。この位置を胴体のストレーキのセンター(つなぎあわせ)に合わせます。(翼の接着面は胴体の翼型にあうはずです)。また、この時、胴体と主翼の前縁の上下の段差が同じで、後縁の段差を手で触って同じにするとだいたい合います。しかし、ジグにそのまま置くと、接着面の上下の段差が違う場合ありますので、注意が必要です。
主翼内のカーボンパイプ部分はこの時はエポキシでは接着していません。あとから、バルサではさみますので、その時に接着します。あとはテープで固定して、待ちます。5分のエポキシでは右翼で1回、左で1回という風に分けたほうがいいです。時間が足りません。
ジグに合わせて、接着しても、右翼の下側の接着面は少し隙間ができましたが、後からまたエポキシを流して、拭き取ります。
付属の5mmバルサを使って、主翼カーボンパイプ部分を上下にはさんで接着しますが、エポキシを主翼内のカーボンパイプ部分に付けて、上下の5mmバルサの翼端側を以下の写真のようにはさんで、根本側へグイグイと押し込んでいくとカーボンパイプの位置をずらさずにできます。あとはカッターで切っておしまい。
ジグを使って、あとはそのまま前縁を合わせて接着すればOKと思っていましたが、接着したあと思いついたのですが、左右の主翼の取付角度の確認を事前にやっていませんでした。もう遅いのですが、念のため、計ったら、ちゃんと左右合っていました。ジグに載せて主翼の仮組した時に確認しておくべきですね。
主翼根本下側のガラスクロスでの補強
説明書には絶対に必要ではないが、グラスクロスで補強しておいた方がいいようなことが書いてあったので、安全のため、補強しました。グラスクロスは細かい(薄い)ものです。(昔かったので、その品番資料がなく、すいません)、あと、グラスクロスのカットですが、網線に平行にカットするのではなく、斜めにカットすると糸がほぐれにくくなります。胴体側の接着面は400番ぐらいで軽くサンディングしておきます(その後、シリコンオフ等で細かい粉を拭き取ります)。
テープで養生して、30分のエポキシを薄く塗って、ヘラでエポキシをならして、グラスクロスを置いていきます。(貼るのではなく、置いていく感じです)慎重に!、一発勝負です。網線が斜めなので、ちょっとでも引くとクロスの幅が細くなったり、緩めると太くなったり、ちょっとストレスかも!置き終わったら、すぐにエポキシが固まらないうちにテープをはがします。
反対側の翼ですが、接着後の様子です。
しなくともいいと思いましたが、上面もエポキシで、5mm幅で塗る形で、補強しました。
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