電動ラジコン飛行機

Jepe F-16ファイティングファルコン 1.キットの内容、参考資料と各パーツの重量 |  2.LEDコントローラの製作 |  3.垂直尾翼に衝突防止灯取付 |  4.航行灯の製作 |  5.胴体のつなぎ目パテ埋め |  6.主翼取付 |  7.水平尾翼、垂直尾翼の取付 |  8.試し紙張り塗装 |  9.主翼のパテと機首ピトー管取付 |  10.紙張りと下地塗装、パネルラインとリベット |  11.塗装 |  12.フライト(動画) |  13.スピコンとファンユニットの組立 |  14.エレボン・リンケージ |  15.ファンと排気ノズル取付け |  16.バッテリー・パックの組み立てと搭載 |  17.バンジー発進のための道具 |  18.受信機(アンテナ処理)と重心位置 |  20.壊れたJepeファンモータの交換 |  21.デカール作成 | 22.キャノピボルト取付 |  23.空撮 Sony Action Cam HDR-AS15

スピコンとファンユニットの組立

Jepeファンユニットと合わせてJepe推奨のスピコンも購入していましたが、そのスピコンは40A連続(最大60A/10秒)仕様のものです。昔のニッカド14セル(1.2V×14セル=16.8V公称電圧)ではこれでいいのでしょうが、今回、Li-fe6セル(3.3V×6=19.8V)では、もっと電流が流れると予想され、もう少し余裕の70A連続仕様と設定でモータの逆転が行えるものを探して、Hacker ブラシレスコントローラ X70-SB-70にしました。BEC付きです。USB経由でPCから細かく設定できそうでいいかなと思って一緒にそのアダプタ(CD-ROMソフト付き)も購入。スイッチも付いていますが、今回は使わないので、外して常にスイッチONとなるように配線します。

Hacker ブラシレス X70-SB-70スピードコントローラHacker ブラシレス X70-SB-70スピードコントローラ

通常、ブラシレスの場合、逆転にするにはどこかの2本を反対に接続すれば逆転にできますが、そのようなことはこの狭いダクトユニットはできないので、ソフト設定で逆転できるのは必須になりますね。

どうにか、ファンのリア・コーン(あのシュベラーの説明書だと「Streamlined fairing」と言っている)にも問題なく、入りそうです。

HackerスピコンとリアコーンHackerスピコンとリア・コーン

スピコン設定

このスピコンのバッテリ対応はニッカドか、リポ対応のみのようで、Li-fe対応はしていないようです。各バッテリでのセル数の設定、その電圧低下時の対応(パワーを落とす、スイッチOFF、無視)があります。さてLi-feで使うにはどうしようかなと悩みます。たぶん、Becの為の低電圧の基準電圧をバッテリ種別とセル数から求めていると仮定して、

に設定しました。エアクラフトにあるLi-fe(A123)2300mAh データシートの放電時のデータグラフを見ると40A放電で電圧が約2.7v、30Aで2.8vぐらいで連続放電して残り500mAぐらいでに一気下がるようです。ちょっとぎりぎりな感じですが、1セルの低電圧基準は2.7V以下にはこれ以上できません。まずはこれでやってみます。フライトの最後のほう(バッテリが少なくなってきた時)にフルパワーにした場合、パワーが出ない(スピコンによってパワーが落とされる)可能性があるので要注意ですね。

あと、設定方法は、USB経由の専用ソフト(パソコンはWindows2000)で行いました。これが一番簡単で確実です。説明書にも、この方法を強く推奨していました。

現在4フライト目で、フライト時間4分半で、今の所、問題ありませんが、バッテリ接続時の起動音が正常にセル数を認識できていなく、その認識音がでず、1回ビープ音がなるのみです。

USB経由のパソコンソフトと接続設定USB経由でパソコンと接続して設定

jepeカーボンファン

モータ一体型のJepeオリジナルのカーボンファンです。スピンナーは木製のようです。モータはたぶんですが、昔のAVEOX 1409/2Y(未確認)のようです。Jepeには他にJepeスパイダーファンがあるようですが、これはそれではありません。

jepeカーボンファン4枚ペラJepeカーボンファン4枚ペラ

モータ缶の代わりに、直接カーボンを巻き、ファンユニットを構成しています。冷却もいいようなことが書いてありました。

モータ一体型のJepeカーボンファンモータ一体型のJepeカーボンファン

モータとスピコンの動力線を半田付けします。モータとスピコンの隙間はこれ以上だとぎりぎりでモータ後部のリアコーンに入りません。これで仮に回して、逆転だったからといて、動力線2つを反対にするにはちょっと無理ですね。やっぱりソフト設定で逆転にできるのが正解です。

モータとスピコンの接続モータとスピコンの接続

まずは位置を決めるために、モータの後ろから5mm空けて、マスキングテープを張っておきます。ここまで差し込むことによりテールコーンが正確な位置(モータとテールコーンが平行)になります。テールコーンの接着ですが、説明書には「エポキシを薄く塗って、強い力でとれるようにしておく」ようにと書いてありましたが、その接着量、面積がわかりません。まずは写真のように、薄く5mm幅ぐらいを4箇所をやってみましたが、これで弱い力で外れてしまいました。結局、たっぷりと5mm幅で、12ヶ所(5mm幅間隔で)で落ち着きました。たぶん薄く、全体に塗っても問題ないように思います。

リア・コーンの接着リア・コーンの接着

ファンの組み立て完了です。また、リヤ・コーンからの動力線カバーは接着しません。スピコンの冷却は、モータ前とスピンナーの隙間2mmほどあって、そこから空気が入って、モータを抜け(冷却して)、テールコーン内部を通って、抜けゆく仕組みです。スピコンにはモータで暖まった空気があたることになりますが、スピコンの容量(70A連続仕様)に余裕があるので、そう発熱はないと思いますので、たぶん大丈夫でしょう!(現在、Life6セルでフル充電初期、フルパワーで48A)

ファン組み立て完了ファン組み立て完了

次へ>エレボン・リンケージ

Jepe F-16ファイティングファルコンに戻る