Pitts S1製作編(生地完)
99/09/29このキットには全備で1450gとありましが、本当にこの重量で収まるの気になります。540クラスのモータで、7セル仕様でやっとこのぐらいなるのかなと思います。ただ何もせず、普通に飛ばすにはこの構成がいいかと思います。しかし、今回は実機と同様にスケールアクロをやりたいので、12セルにするか、14セルにするか悩みましたが、メリット14cでのドライブ300の実績もあるので、14セル仕様とし、2000mAでは全備で2kgを超えるので、1250mAを使用し、2kg以内の収める予定でいます。飛行時間は3から4分程度でしょう。
キットの内容から生地完成まで
キットの箱の写真です。
キットの内容です。原寸大の設計図が3つ、ほとんどダイカットされているので、板と棒のみのという感じです。あとはキャノピ、カウリング等が入っています。説明書はドイツ語、英語と文書のみです。設計図をみて、大体の予想をしないがら作成しました。ダイカットに関してですが、柔らかいバルサに関してはカット面がつぶれているのでちょっとチョック受けました。自作すると思えば、¥18、800円は妥当なものかなと思います。
Re-making for lightweight, becouse kits parts is very heavy.
電動仕様なので、キット自体軽量化がなされています。しかし、上下の翼を支える支柱に関しては3mmベニアだったので結構重く、これは中央のみベニアにして軽量化しました。あとは、軽量化の為の改造はしてません。キットのままです。
これは、車輪部分のもの(なんて呼ぶのか?)なんですが、ただの板ではなく、1mmのベニアに回りにピアノ線を入れて、バルサではさむ仕様です。このキット電動仕様でかつ軽量化も考えていますが、なかなか凝っている部分もあります。また、スケール感も意識しています。
尾翼部分の写真です。
エルロン部分です。
I made servo bed in a coner. a paper pipe from body to servo bed for extension cable.
エルロンサーボのベットです。キットでは、1サーボ仕様で、下翼中央にサーボを取り付け、そこから、パイプ等を使用してリンケージするようになっていましたが、ガタ等も考慮して、このように2サーボ仕様にしました。
機首の裏面です。
カバー等を付けるとこんな感じになります。
胴体は軽量化と、スケール感アップの為か、上部のみプランクで後は、バルサ棒のみで組むのみとなっています。
生地完です。
全備重量(予定)
この時点までの各部品の重量と全備重量予測を書いておきます。あくまで予定です。大体予定よりオーバします。
項目 | 重量(g) | 備考 |
主翼(上) | 96 | エルロン有り、取り付け部品無し |
主翼(下) | 105 | エルロン有り、取り付け部品無し |
胴体 | 261 | (キャノピ、エレベータ、ラダー有り) |
機首カバー | 35 | 3つ分 |
主翼の2本の柱 | 20 | 2本分 |
脚 | 23 | 2つ分 |
主翼下カバー | 4 | |
スパッツ | 32 | 2つ分 |
65mmタイヤ | 36 | 2個 |
尾輪 | 5 | |
メインギヤのピアノ線 | 14 | |
ネジ、主翼取り付け部品等 | 21 | |
ギヤユニット | 47 | QRPのシングルギヤダウンユニット |
パイロット人形 | 6 | |
ペラ、スピンナー | 88 | ペラはAPC12.5×10 |
モータ | 167 | コントロニクKBM42-20 |
コントローラ | 42 | 3sl-40-6-18 |
受信機用電源 | 26 | 4セル120mA |
スイッチ | 10 | |
フィルム | 90 | オラライトとオラカバ |
バッテリ | 640 | 1250mA,7セル、2パック |
受信機 | 38 | |
サーボ | 36 | FUTABA S3101を4つ |
延長コード | 5 | |
その他 | 5 | |
合計 | 1852 | (←あくまで予定です) |
生地完まで作成してみての感想
- 電動仕様だけあり、構造上の軽量化は十分されていると思います。スケールも意識してなかなかです。あとは、部材の軽量化のみです。
- カウリング、スパッツも以外と重たいのでもっと軽量化できるでしょう。
- キットに入っていた部材の中で、主翼の前縁、プランク、胴体のプランク材などはもっと軽量なものにしてもいいかなと思いました。胴体内部のバッテリボックス用の3mmのバルサがソフトで、胴体後部上面のプランク材がハードバルサで、これは逆ではないかなと思いましたが、何か他に意図でもあるのかよくわかりません。
- 部材の中に主翼に使うヒノキ棒がありましたが、しなっていたものがあり注意する必要があります。
- ほとんどダイカットされていて、ハードバルサ、ベニアは問題ないですが、ソフトバルサの場合はカット面がつぶれていました。ダイカットの場合は仕方がないでしょうが、削ることもできず、私はそのまま、たっぷりと瞬間を付けて付けましたが、接着面が少なくなり強度的に心配です。こいうのってどうしたらいいのでしゅうか?
- 説明書は図がなく、英語、ドイツ語の文書のみです。あとは設計図のみですが、図面のみではなく、組立図のようなものもありましたので、じっくり考えながらやれば問題ないでしょう。説明書には各ステップ毎に設計図の部材番号と実際の材料の大きさ/材料の対応の説明がありますので、だいたいこれで部材の確認はできました。説明書に関してはこんなものでしょう。
- 値段からしてこのキットは「まぁ!、まぁ!、かな!?」という感じです。自作すると思えばいいものです。ドイツ人の知人に聞いたところ良い飛びをするようですよ。でも今回は重量も増しているし、どうなることやら、また、翼型がフラットボトムでアクロはできるのか心配ですが...でなくとも ピッツは飛ばしずらいという、う・わ・さ...