電動ラジコン飛行機

March(マーチ) 540/inv (QRP) >  1.ブラシレスモータ(Aveox1406/2Y)を搭載  2.落としてしまいました  3.ブラシレスモータ(Aveox1406/2Y)フライト調整編  4.マーチ(2機目)復活  5.ペラをAPC-Eに変更  6.50プロダクト・ギヤユニットのレポート  7.スパッツの取り付けと脚の面積を増やす  8.モータをレーナー・ベイシック3100に変更  9.ダイレクトモータのActro(アクトロ)、AXIを付けてみた

マーチ(2機目)復活 | March(マーチ) 540/inv (QRP)

ようやく、2機目となってマーチが復活しました。カラーは1機目とまった同じなので、2機目の写真は省きました。違いといえば、主翼の下面の翼端側に赤のラインを入れたぐらいです。それで、マーチのキットが少し改善されていた内容を紹介します。

キットの改善内容

バッテリ室の後ろ側が1センチ程度広くなった

前マーチがないので正確な数値がわからない(←キットの改善点はこれのみのよう) 02Hで、軽量化するために尾輪を針金のみにした場合、重心が少し前重になるので、この改善点だと思います。また、ブラシレス(AVEOX1406)など搭載すると前重になり、重心合わせにバッテリを後ろにずらせるので、これはいいと私は思っています。今回はバッテリを一番後ろ側にして、また、サーボ、受信器の位置最も後ろにして、重心位置が主翼前縁から63mmです。

説明書にエルロンをマイクログラスで補強する方法が付加された

これは、前からマーチにあった問題ですが、高速時にエルロンがフラッターを起こす問題の対策です。縫い目をクロスにする点がポイントです。私は最初間違えて平行に張ってしまって角倉さんから指摘されました。(これではあまり意味がなさそうと)それがあったから説明を加えたのかもしれませんね。

説明書にノーズをスプリングで押さえる方法が付加された

ハードランディング時にノーズのフューズ役としてビスで止める方法が紹介されていましたが、それに新たに下側はビスで止め、上側をスプリングで止める方法が追加されました。手でペラを倒すとノーズがダウン方向へ動きます。これは、実際に角倉さんが今このようにしているのを見ました。しかし、下側をビスで止めているかは不明です。パカパカと動いていました。私は最初ノーズをビスで止めていましたが、一度ハードランディングした時はビスが強かったのか、結局、フューズ役とはならず、元からとれたことがありました。私は今回のマーチでは、接着してしまいました。着陸時、ペラを止めて着陸するようにしています。これにすれば、よほどでない限りノーズを壊しません。

今回(2機目)のマーチ製作においての改善点

専用のプロペラ・ワッシャを作ってもらいました

私はアルミ製バックプレート式のスピンナー(ヨシオカ製)を使っています。今までは以下の図(左図)のように2mmのアルミワッシャを使ってペラを止めていました。プロペラ・アダプタ部は6mm→8mmへのプロペラカラーを使っているので、問題ないのですが、アルミワッシャ部分はAPCペラと3mmボルトととの隙間があって締め付けを行うと 軸の中心がずれたりと、なかなな中心がでません。また、何度か締め直しをするとアルミワッシャがたわんできてより、軸の中心がでずらくなりました。で、一緒にラジコンをしている友人に頼んで右図のように専用の取り付けアダプタを作ってもらいました。材料はジュラルミンで、重さは1gです。ジュラルミン製で頑丈であるため、締め付けによってたわむことはありません。これで、しっかりと取り付けられました。

プロペラワッシャ

新しいプロペラワッシャ 取り付けたプロペラワッシャ

尾輪の高さをより高くしました

いつも飛ばしいるところが、草が高く生えていて、着陸時水平尾翼の下面のフィルムが草に引っ掛かってよく破れていました。その対策として、尾輪の高さをより高くしました。地面から水平尾翼(下面)まで、7cmあります。これで、だいぶ水平尾翼のフィルムが破れるとこがなくなりました。

尾輪

サーボ、受信器の位置をより後ろに設置しました

前記でも紹介しているように重心位置を後ろにする為にサーボの取り付け位置をより後ろにしました。同時に受信器も後ろに取り付けています。重心位置は主翼前縁より63mmです。

サーボの設置位置の変更

モータ(AVEOX1406)の進角を少しつけてみました

ブラシレス・フライト調整編(Step−3)で紹介しています。そちらを見てください。

99/01/11

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