電動ラジコン飛行機

March(マーチ) 540/inv (QRP) >  1.ブラシレスモータ(Aveox1406/2Y)を搭載  2.落としてしまいました  3.ブラシレスモータ(Aveox1406/2Y)フライト調整編  4.マーチ(2機目)復活  5.ペラをAPC-Eに変更  6.50プロダクト・ギヤユニットのレポート  7.スパッツの取り付けと脚の面積を増やす  8.モータをレーナー・ベイシック3100に変更  9.ダイレクトモータのActro(アクトロ)、AXIを付けてみた

ブラシレスモータ(Aveox1406/2Y)を搭載 - March(マーチ) 540/inv (QRP)

ブラシレスモータ(Aveox1406/2Y)とコントローラ(L160)を購入しました。日本の販売店からは購入できなく、愛知の垣内さんの紹介で直接アメリカの店からインターネット経由で購入しました。ちょうど円安(148円/$)だったのでちょっと高くつくましたが、注文から2週間で届いたので満足しています。それでも日本で購入するよりも安いでしょう。また、このモータのAVEOXのホームページ(AVEOXは、今は成長したすごい企業なっているようで、これらのモータは紹介されていません) には多種のモータが紹介されています。

Aveox1406/2Y

このモータは出荷時は正転で初期設定されています。京商ギアダウンユニットで使用するには逆転にしなければなりません。説明書には逆転にした場合は進角を調整する必要があるとのことが書いてありました。具体的にどのようにしたらよいかわからなかったので、角倉さんに相談し正転から逆転への調整方法のアドバスイを受けました。要点は出荷時は正転での進角がついているので、その進角分を見つけ、逆転時のニュートラルポイントから正転時の進角度をつけるということです。逆転に設定するには電流計が必要です。私が行った手順を紹介します。

再度、角倉さんからのアドバイスでモータ信号線や動力線がモータの根元から断線するとのことです。角倉さんはその対策として信号線をモータの根元でまとめていました。また動力線はモータの根元からモータの前へすぐに折り返しビニタイで固定していました。私のモータの場合、動力線を根元からモータの前へすぐに折り返しができなく、3本の動力線と信号線を糸でまとめて固定しました。これで様子をみようと思います。

Aveox1406/2Yのケーブルをまとめる Aveox1406/2Yのケーブルが切断保護

ここまでは意外ど順調でしたが、以外と困ったのが、ネジです。このモータはアメリカ製なのでネジの規格がインチ規格のネジで、またこのモータを京商のギアダウンユニットにつけるには30mmぐらいの長さのネジが必要です。なかななこれが見つかりませんでした。それで今後の為にと思いネジ専門屋さん、外国製品を扱っているラジコンショップ、また、ラジコンのMLからの紹介等で幾つかネジを手に入れました。すべて直径1/9インチ(2.824mm)で長さ5mmから35mmまでのネジです。

インチネジ インチネジ,GreatPlanes

ネジ 六角ネジ

ネジの問題が解決したらまた、新たな問題が発生しました。それは、モータの前のベアリングの軸受け部分が1.2mmほど出ていてその径が京商ギアユニットには大きすぎて入らないのです。ギアユニット部分を削る方法もありましたが、強度の問題も発生しそうだったので、この部分のでっぱり部分のスペーサを作ることとしました。

1.5mm厚のアルミのスペーサ

マーチに取り付けたところです。角倉さんから11×8を7800rpmで回すとすると無負荷回転数が30800rpm、セッティング係数を0.62とすると、31000(rmp)×0.62(係数)=2.46(ギア比)とのアドバイスを受けました。このギア比のものがそろわなく、ギアは0.5モジュールの60Tスパー、24Tピニオン(2.5:1)としました。ピニオンは直径5mmのピニオンです。これも特殊なので数多くの種類がありませんでした。このピニオンはQRPから購入しました。

Aveox1406/2Yをマーチに搭載

ブラシレスにするために必要なことではありませんが、コントローラ、およびモータの冷却効率向上の為に、機首に空気取り入れ口を作りました。どれだけ効果があるかわかりません。自己満足かもしれませんが。

マーチ機首空気取り入れ口

以下の構成のデータを紹介します。まずはこれから始め、調整しようと思います。はたして高額な投資の効果はどれだけあるのだろうか?、ワクワク、ドキドキ...

98/10/23

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