F-20 TigerShark(Pokey Room) キットの内容と接着剤
キットの内容です。レーザカットされたスチレンボードと、主翼の発泡、排気コーン(コップ)が入っています。機首部と水平尾翼の鋭角なところには、ピチプチの梱包材で保護してあり、製品への気遣いを感じます。説明書はネットでの詳しく説明されています。なれていないと製作にはむずかしいかも、私のページでできるだけ詳しく製作段階を紹介してゆきますので、製作される方は、他のページも合わせて、参考にしてください。
組み立てイメージ
各パーツの確認と仮に組み立てして、イメージと各パーツの場所を確認してゆきます。各パーツはレーザカットされていて、カット部分は接着面に合わせ、サンディングする必要があります。(200番、300番ぐらいで普通にサンディングできます)
拡大接着剤
バルサキットの場合だと、今は瞬間接着材が主流で、どんどんくつっけて作ってゆけますが、ただ、瞬間接着剤は刺激が強く、多用すると体にあまりよくありませんので、注意が必要です。私は瞬間接着材は極力使う頻度を少なくと思っていますが。
接着材は用途によって使い分けますが、
- 強度が必要な部分(モータマウント部分等)にはエポキシ接着剤
- 主翼の前縁部分のバルサ・プランク部分(サンディングが必要な部分)にはセメダインC
- その他(主翼のリブとバルサ・プランク等)は水性のボンド(今はこの部分には瞬間接着剤、でも強度的には水性のボンドが強かったような覚えがあります)
- キャノピは・・・
といろいろありますね。どこかで整理したいと思います。
スチロール用接着剤
さて、本題の今回の接着剤ですが、スチレン、または発砲を接着させるには専用の接着剤があります。スチロール用の瞬間接着剤もあるようでしたが、近くのお店になかったのと、スチロール用瞬間の場合だと、硬化剤と兼用するような感じで手間は同じかなと思って、それと、こちらのほうがサンディングしやすいと今回は以下の写真にある発砲スチロール用の接着剤を使いました。(瞬間の場合、あまりにも堅く、柔らかい材質同士を接着した場合、サンディングがしづらいという経験があります。が、みなさんは、いかがでしょうか?)
拡大上記の接着剤は両方ともスチロール用接着剤ですが、左側の接着剤はパワーエースの接着剤「強力接着剤」と文字が目立ちまして、買ってみました(383円税込み)。右側が前にも使ったことがあるセメダインのスチロール用の接着剤です(135円税込み)。
両方とも同じような透明な接着剤です。試しに、接着してみました。両方とも同じようで、
- 接着面を300番程度でサンディングする
- 両方の接着面に薄く塗る
- 2から5分程度おいて、乾かす。(←これが重要で、乾かないうちに接着してもよくつきません)
- 接着する。
という要領です。ちょっと今までのやり方と違うので、とまどうのですが、これが乾かした後にくっつけるとピッタとつきます。乾かす時間で接着したあとに微妙に接着面を調整できます。仮に2分程度でしたら(夏場ですが)付けてから微妙に調整の為にずらしたい場合などにいいです。5分程度ですと接着後は移動できない状態になります。(瞬間で付けた感じになります)
上記の接着剤の差ですが、左側のパワーエースの接着剤はその名の通りで、ピッタと付きます(もちろん調整はできません。瞬間のように付き、接着した同士を離そうとしても簡単には離れません。しかし、セメダインの接着剤は付けてから、接着した同士を離そうとすると離れるような感じです。でも両方とも大差はないと思います。差を説明したまでです。まる1日置けば、両方とも同じ強度になります。またサンディングも同じ感じです。上記の写真の右側がそのテストで行ったものです。胴体のイメージを想定したものです。丸く削る部分です。
で、結局、セメダインの接着剤を使うことにしました。強度的は同じですし、接着後も微調整ができないと困るので。それで、私は上記要領で、5分おいて(乾かして)接着しています。