CPS(Kontronicコントロニク・スピコン設定プログラム) Merit メリット 14c
メリット14cに使用しているモータ、およびコントローラはドイツのKontronik(コントロニク)社製のブラシレス/センサーレスを使用しています。このコントローラはAPM(オートプログラミングモード)、グライダー、飛行機/ボート、ヘリ、競技、車の6のモードがあり、各モードに合わせた各機能(ブレーキ、電圧降下カットオフ、異常温度上昇保護、過電流保護、RPMリミット、RPM自動コントロール、ソフトスタート、スタータースイッチ等の使用有無、及びコントロール値)が設定されています。飛行機モードにした場合は、ブレーキ使用不可、電圧降下カットオフは使用不可、異常温度上昇保護が働き、過電流保護が働き、RPMリミットが5万回転までと設定され、中スローが最適されます。(AFW回路なるもので、中スローの効率を上げているようです)
CPS(Kontronicコントロニク・スピコン設定プログラム)ソフト
CPSを購入すると以下のものが入っています。マニュアルはドイツ語です。私は英語も不得意ですが、ドイツ語となるとちんぷんかんぷんです。CPSソフトの入ったFD2枚と、コントローラとコンピュータをつなげるインターフェース機器が1つは入っています。
CPSによる設定
このCPSソフトはWindowsのみ動作可能です。私はWindows95(パソコンはDOS/V機でPanasonic Let's Note AL-N2です)ソフトのイントール方法はWindowsで一般的なSetup.exeを起動し、後はWindowsの他のプログラムとセットアップ画面と同様な要領です。このCPSソフトは英語/ドイツ語の両方の表記モードがあります。CPSプログラムを起動したら、コントローラの選択画面でメニューに「English」がありますので、ここをクリックすると英語表記になります。
CPSを使って設定している様子です。CPSのインターフェースをコンピュータのシリアルポートにつけます。このインタフェースと直接コントローラにはつけられなかったので、その間のケーブルを自作しました。コントローラ側は設定時に使用する2つピンを使用します。コンピュータ(インターフェース機器)とコントローラ間はシリアル通信していようで、コネクタの向きがありました。最初がどっちかわからなかったので、適当につけて、だめだったら、方向を変えて差込みなおしました。
設定手順
- 上記写真のようにつなげます。コンピュータは事前に起動済みです。
- CPSプログラムを起動します。
- コントローラの選択画面がでるので、「3SL- 40-6-18」をクリックします。設定画面がでます。全ての設定内容は分かりませんが、細かいところまで、設定できる感じです。
- 「Mode」メニューにGlider, MotorPlane, Helicopter, Car, Competition(F5B,F5D), APMがあるので、MotorPlan(飛行機モード)を選択する。これが、飛行機モードの標準の設定のようです。
- 選択したモードにおいて、変更したい部分の設定を行う。全ての設定項目はまだ分かっていません。
- 「Send Data」ボタンをクリックする。
- コントローラにバッテリを接続する。
- すると、コントローラが2回のシグナルを出すので、完了。
上記の手順はCPSソフトの「?」メニューをクリックすると手順が表示され、そこに書いてあります。
★注意★:このCPSはコントローラを細かく設定できるよい面がありますが、逆にリスクもありますので、各人の責任で行ってください。