電動ラジコン飛行機

紙張り

99/02/17

注意:今回は初めて紙とニスでの塗装に挑戦しました。正直いっていろいろ失敗しました。私のやった内容(失敗も含めて)を紹介します。この方法がベストであるとは思いません。この内容を参考にして、もっといい方法、手順、アイデアがあるかと思います。もし、いいアイデア等ありました。逆に教えてください。

紙張りをする前に紙の付きがよくなるようにと、一度ニスを塗りました。初めて今回のニスを扱うのでどのくらい薄めたらよいかわからず、水で(このニスは水性なので水で薄めて下さいとの説明書にあった)2倍に薄めてちょこっと塗ってみたのですが、水を塗っているいる感じだったので、「これではね〜」と思い、薄めず原液のまま全体を塗りました。

●失敗その1
薄めず原液のまま塗ってしまったのは大失敗で、この一塗りでめいいっぱい重くなってしまって、約15g以上重くなりました。とにかく2倍以上に薄めて薄く薄く塗りましょう

水平尾翼の紙張りの様子

主翼下面の紙張りの様子

●紙張りの要領
霧吹きで紙をぬらして、しわをよるような感じで原液のニスで刷毛で上から塗ってゆきます。(原液のニスでも紙に水を吹き付けているので、これで薄まっていると思いました。)水平尾翼は紙を水平尾翼において全体の紙を霧吹きでぬらして、手でしわをとってから、それから刷毛でニスを塗るようにしました。主翼は胴体から部分的に霧吹きでぬらし、しわをとって、刷毛でニスを塗ってを繰り返しながら翼端まで行いました。胴体は局面なので、3cmの幅で(機首方へは絞り込むようにカットしてく)3分割して張りました。
●各紙張りによる重量増加
各紙張りによっての重量の増加を計ってみました。
  • 軽量パテによる下地完了時(紙張り前) → 80g
  • 紙張り前の下地、水平尾翼、キャノピー、ダクト部のハッチの紙張り 後 →98g
  • 主翼下面紙張り 後 → 101g
  • 主翼 上面紙張り後 → 104g
  • 胴体 紙張り 後 → 110g
結局、この紙張りで合計30g増となりました。紙張り前の下地の1回塗りの失敗がなければ、20g以内で済んだかもしれません。
●次に紙張り完了後のサンディング
紙張り後、数時間で乾燥しますが、1日おいて完全に乾燥するまで待ちました。その後、400番の耐水ペーパでサンディングしました。水はつけずに、ざらざらがなくなる程度で磨きました。紙張りが完了すると主翼などはかなり強度が増した感じです。
● 次に2倍で薄めたニスを薄く塗る
とにかく、刷毛で薄く塗りました。
●次に再度サンディング
乾燥後、水をつけずに400番の耐水ペーパで磨きました。試しにと水平尾翼だけ、水をつけて磨いたら
●失敗 その2
水をつけたためか、よく磨けてしまい、紙の部分まで磨いてしまい、ぼろぼろになってしまいました。水をつけないほうがいいかもしれません。注意してくださいね。
水をつけなくとも、細かい粉がでる感じ磨けるので、丁寧に磨けば奇麗になる感じです。この時点はまだ、紙の目がまだ分かる感じです。軽量化を目指すのであれば、この時点でサーフェーサを塗って、色付けがベストな感じですが。
● 次に白のサーフェーサの吹き付け/サンディング
白色のサーフェーサを塗った後、400番でサンディングを2回繰り返しました。

この時点での重量が120gでした。合計50gの増となりました。フィルム張りの方が軽量かもしれませんが...でも、うまく仕上げれば、発泡とは思えない感じの仕上げが可能と思いました。しかし、今回は多少とも紙目が見える感じとなってしました。もう少しサンディングを丁寧にする必要があったように思います。それと、軽量パテでの下地が完全ではなかったようで、主翼のスパーの部分が完全に消せてませんでした。

教訓 その1
軽量パテで下地は丁寧に奇麗に仕上げること。
教訓 その2
紙張り後(ニス塗った後)と、そのニスを塗った後のサンディングはできるだけ丁寧に磨いて仕上げること。

今回はテトラの薄い紙を使用しましたが、もっと薄く、目のつまった紙(ゴム飛行機等で使用されている「えざきティッシュ」だったかな?)というものを使ってみる価値はあるかなとも思いました。どなたか使った方がいましたら教えてください。

>次は色付けの塗装

BD-5Jに戻る