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2010年グリーングラスEジェットラリー(GGEJR) in 長野県小諸市-2010年7月17日(土)、18日(日)に参加してきました

毎年恒例のこのイベントですが、私にとっては夏休みの1つになりました。

「GGEJR」については昨年のレポートで書いたので省略して、遅くなりましたが、私なりの(注目した)レポートを書きたいと思います。

まず、その時に撮ってきた写真を以下にアルバムにしました。

今回の開催の様子が既に「2010年 グリーングラスEジェットラリー in 長野県小諸市 - 2010年7月17日(土)、18日(日) - 開催結果 - 小諸フライングクラブ、グリーングラスEジェットクラブ」(主に写真と動画)にありますので、まずはこちらを見てもらえればわかるかと思います。またダイジェスト版の動画のリンクがあります。

当日は天気が心配されましたが、ちょうど開催日が梅雨明けとなったようで、両日とも天気が良く、綺麗な青空と雲が印象的でした。

今回初めて見た虹のように赤、黄、青と色づいた彩雲(さいうん)
虹のような雲、彩雲
がとても綺麗でした。関東地方でも見られたようですが、この写真と同じような写真の記事が新聞にでていました。

私は神奈川県から参加ですが、3連休の初日でもあり、渋滞が予想されるのと、朝早くでるのがこの頃つらい年になり、今回はヒロセさんの別荘宅に前泊、後泊と計3泊させてもらいました。おかげさまで、とても楽でした。ありがとうございました。

さて、本題のレポートですが、

Mitsubishi F-1

垣ちゃん設計、制作の雌型からグラス胴、発砲バルサプランク完全フルスクラッチのF−1ですが、こんな小さな翼で飛ぶのか思うぐらい、ロケットのような機体ですが、飛びは以外にも素直な飛びのようでした。

高地(約600m)で、芝生から離陸できていますので、パワー的には問題ないでしょう。引き込み脚仕様ですが、残念ながら今回は脚が引き込まない状態のフライトでしたが、脚が引き込めば、より高速なフライトだったと思います。

発売予定(?)のキットを見せてもらいました。
Mitsubishi F-1の発売予定のキット

グラス胴体、主翼は発砲カット済み(バルサプランクはされていませんでした、今後発売のキットはバルサプランクはされるは不明)、胴枠はベニアのレーザカット、制作にはかなり考えながら作ることになるかと思います。逆に言えば大枠があってその中で自由に作れるという感じでしょうか。受注生産もしているようなので、興味があるかは問い合わせみてください。

F-4EJ改

今回楽しみにしていたp51dさんのF−4です。設計から制作のバルサ・フルスクラッチです。実機らしい仕上げがすばらしく、パネルラインは鉛筆で線引きして、あとはうまくぼかして雰囲気を出しています。

できばえと同様、実機らしいフライトがすばらしかったです。全体の流れも実機らしく、その中で、フラップ・フルダウン、脚を出しての失速ぎりぎりのスローフライトが良かったです。スピードを追求したフライトは誰でもしますが、失速すれすれのスローフライトをする人はそういません。結構これって難しい演技でもあります。

B&V P−210

片岸さんもp51dさんと同様、設計から制作のバルサフルスクラッチの機体です。とてもユニークな機体です。設計はパソコンで設計ソフトを使って、そこからパーツを切り出しして制作したようです。

BBQ時にパソコンでの設計の様子を見せてもらいました。
BBQ時にパソコンでの設計の様子

この手の機体で初めての場合、重心位置を決めるのが難しいですが、聞いたら、設計時の理論値(位置)でOKだったそうです。でも、初フライト時はドキドキだったそうです。

フライトは実に安定していました。引き込み脚でもあり、上空で延びのある気持ちの良い高速フライトを見せてくれました。また着陸の為に高い高度から突っ込んでも、脚を出して、スピードを落としながら、そのままスムーズな着陸を見せてくれました。

Boeing X-32A JSF

今回のもう1つの楽しみのナカヤンのX−32です。

実に個性的なデザインの機体です。今回初飛行でしたが、飛びも、デザインに似て、個性的だったようです。本人のこの飛びについてのコメント「デルタ翼のはずなのに、の巻 」があります。

しっかりと本番機と予備(テスト)機を作っるなんて意気込みが伺えます。手間でも、グラスの雌型から作っているからできることでしょう。今後の調整と本番機の飛びが楽しみです。

飛びを見て(私の感じたこと、参考まで) 当日は確か、左旋回のみだったので、右旋回でも同じ現象(アップしても旋回しない現象)が発生するようだったら、機体の特性かなと思うし、違うのであれば、垂直尾翼の取り付けを再確認する必要があるかなと思いました。

F-16ファイティングファルコン

最後に、自分のことですが、この頃、ほとんど飛ばす機会がなく、このF−16も数ヶ月ぶりです。ですので、まずは、パターン機(Meritー16C)で直線飛行と着陸の練習で操縦感覚を戻します。

1回目はトリムは前回のままなのですが、ゴムのテンションが弱かったのか、バンジー出発後、いつものように浮揚せずに、少し浮揚したので、パワーを入れたとたん、枯れ草を吸い込んでしまい(ダクト内部でファンと枯れ草が絡んで)失敗。

2回目はテンションを強く、もう少しトリム・アップしていつものようにバンジーは成功しました。あとは普通の飛びですが、スロー・フライトを試しました。フライングテールではないので、かなりアップを引く感じですが、スピードを殺したフライトは難しいです。高い位置から徐々に高度落としながら練習したいと思っています。失敗すると失速して落としてしまいますので。

その時のフライト動画はありませんが、バンジーの出発の様子を前から撮った動画があります。撮るのは簡単です。バンジーのゴムの延長線上にカメラを設置するだけです。この動画、自分では結構気に入っていて、ダイジェスト版などのオープニングにつかったら最高かも。

以上です。みなさん、楽しいひと時ありがとうございました。(2010/7/31)