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QRPスナッピーをEP-CUBに乗せて大空へ - にしぐちさん

取り付け台の簡単な図面を追加(02/11/16)

ハンドランチをはじめると飛行機の上に乗せて上空まで上げてみたらどうかと誰でも考えるかと思います。一緒に電動機を飛ばしているにしぐちさんが挑戦しましたので、にしぐちさんの了解を得て結果を紹介します。

QRPスナッピをEP-CUBに載せて

にしぐちさん考案の台です。この支柱の中にサーボが入っていてピンを横に出してそこに押さえのゴムを引っ掛け、サーボで抜いてリリースする方法です。台を前後に動かすことにより乗せる飛行機の迎角を調整できます。(これって特許出願中!?)今回はEP-CUB(「親亀」と呼びましょう)の主翼と平行にしました。スナッピー(「小亀」と呼びましょう)をゴムで止めますが最初はクロスで止めました。地上でのリリーステストもOKだったので、この方法で挑戦をしました。(でも、この方法ではダメなことが後で判明、後述で説明します。)

QRPスナッピを載せる台座  QRPスナッピをEP-CUBに載せたところ

親亀と小亀の取り付け角度を確認しているにしぐちさんとその横からの写真です。親亀のペラはEP-CUB推奨のSlimPropです。このペラの方が低速での引きの粘りがあるのでいいのではないかの判断だそうです。

スナッピとEP-CUBの調整  スナッピとEP-CUBの調整の様子

初挑戦

最初は私が親亀の操縦をすることになりました。小亀はにしぐちさんです。風もほとんどなく、既にEP-CUBにロッキーを乗せて飛んでいる事実があるのでそう心配していませんでした。「手投げしてからリリースするまでは小亀(スナッピー)の打は打たないでね」とお願いして手投げしてもらいました。

手投げ後はゆっくりと上昇し、どんどん頭上げしてゆき、失速するぐらいの頭上げになりました、早速ダウンを打って修正、機速はそれほど上がりませんが、十分の引きがありましたので、そのままゆっくりと上昇させました。しかしその時はかなりのダウンを打っていました。それぐらいの頭上げになります。結構ゆっくり上昇させるのが難しいですが、すぐに慣れました。旋回もゆっくさせないと高度がすぐに落ちてしまいます。

十分な高度がとれたので、次はドキドキのリリースです。小亀を操縦しているにしぐちさんにリリースをする瞬間は念の為に少しアップを引いておいてくださいねとお願いして、親亀を少し下向けにちょっとしてからリリースしました。小亀を取り付けているゴムが外れる音がしてその後、うまくリリースできました。お〜っ!、やった〜!、下の写真はその瞬間の写真です。にしぐちさんはなんかスナッピーがこんなに高く飛んでいるのが不思議な感じだったようです。

QRPスナッピが上空でリリースした写真(山内氏撮影)

2回目の挑戦

最初の挑戦の成功で喜んで、次は手投げではなく、にしぐちさんの操縦で親亀の滑走離陸の挑戦です。うまく離陸できるか不安でした。滑走路も見てのとうり狭いのでなおさらです。にしぐちさんはマーチをここから不安もなく離陸させていますし、問題ないと見ていました。でも本人は結構不安だったようですが、あっけなく離陸しました。この狭い滑走でもにしぐちさんはこれが上手に離陸できるんですよ。(私はその後に親亀の離陸をさせてもらいましたが、うまくできませんでした)でも離陸後は頭上げになるので、その後の操縦に慣れるのにちょっと手間取ったようです。にしぐちさんは小亀を乗せていても離陸できたことに感激されていました。私も同じです。

離陸前の準備  QRPスナッピーとEP-CUBが一緒に上昇飛行  リリース直後時の写真
(山内氏撮影)

3回目の挑戦

2回の成功に気をよくして、今度は私のロッキーを乗せてもらうことにしました。ロッキーを乗せても問題なく滑走離陸することができました。ちょうど日もさしてサーマルが出るかなと期待しましたが、今回は見つけることができませんでしたが、あんなに高くロッキーが飛んでいることがなんか不思議でした。

QRPハンドランチグライダーをEP-CUBに載せて

アクシデント

4回目か、5回目だったか、ロッキーを小亀(黒澤機)にして、 親亀はにしぐちさんの操縦でした。リリースしようとしたが「リリースできな〜い」とにしぐちさんの声、どうしようと悩んだ末、もしかすると小亀の取り付けゴムが引っかかっているのかと思い、小亀をちょっと強引にコントロールしたら、この判断が間違っていたようで、小亀の後ろ側に取り付けゴムが引っかかった状態でのリリースとなり、そのまま、2機が離れることなくクルクルと回りながら落ちてゆくではありませんか。まるで落下傘のようで結構ゆっくりです。落ちる場所を推測すると草むらなようなので、私は壊れることはないだろうと結構冷静に楽しんで見ていました。親亀の操縦のにしぐちさんはどう感じていたかは???です。(すいません)

機体回収(山内氏撮影)

回収に行ってみると、小亀の取り付けゴムが小亀の主翼の取り付けゴムを引っ掛ける棒に見事引っかかっていました。その後、地上でリリーステストしてみると、今度は小亀の2つの取り付けゴムは離れたのですが、クロスで取り付けていたゴムがゴムのクロス部分(重なった部分)でからまった状態が発生しました。これは見てビックリ。これを見て、小亀の取り付けゴムはクロスではなく平行に取り付けるようにしました。

疑問

小亀を乗せて飛行している時は親亀で操縦してますが、この時に小亀をコントロールしたどうなのるでしょうか?、なんか相殺されそうです。親亀のコントロールを止め、小亀をコントロールしたら、親亀を操縦している感覚でコントロールできました。今度試してみようとにしぐちさんへ言おうと思っていますが、小亀をダウン、親亀をアップしたら相殺されて水平飛行、それにブレーキがかかった状態になるかも。

おまけ

QRPスマイル 一緒に飛ばしている長谷川さんのスマイル
ウイスラー 当日初飛行した私のWhistler(ウイスラー)
(山内氏撮影)

実に中身の濃い1日で楽しかったです。一緒に行った友人から「40過ぎのおじさんが、これで楽しんでいるんだから、面白いね、まぁ!、いい趣味もっているね」と言われました。

取り付け台とその中身

(01/09/17追加)

小亀を乗せる台の中身ってどうなっているか見たいですよね。見せてもらいました。

台座の取り付けは2本のネジ小亀側の台は2本のネジで取り付けてあります。それを取ると。

台座の中身の様子この様になっています。

EP-CUB側に取り付ける部分のシート親亀側の取り付け部分に薄い(1mm以下)の滑り止め用シート(黒い部分)が取り付けられていました。

台座は主翼上面に合わせた曲になっているしっかりと主翼の上面に合わせ削られています。

この取り付け台の簡単な図面(02/11/16追加)

日を改め再度挑戦

日を改め再度挑戦しました。もう慣れているので手投げで発進、上空高くまでスナッピーを運んで行くことにしました。その時の写真を撮ってもらいましたので思い出のついでに載せます。画像クリックすると別画面で拡大表示されます。

フルパワーで上昇フルパワーで上空へ

どんどん上空へどんどん上空へ

こんなに高くスナッピーが上空でシルキーウインドとニアミス? こんなに高くスナッピーが飛んでいる!

バックの青空が綺麗バックの青空が綺麗

親亀EP-CUBのご帰還です親亀のご帰還です。お疲れ様

(全て山内氏撮影)

親亀の方は小亀を切り離すまではフルパーです。ですのでちょっと過負荷気味だと思われます。また小亀を切り離し後は小亀を乗せる台の空気抵抗があるのか、かなりのダウン癖になります。パワーを入れて降ろさないとエレベータを引いても機首を上げてくれません。ご注意を。

おまけ(その2)

01/09/17追加

シルキーウインド成田さんのシルキーウインドです。

パストラル吉岡さんのパストラル

電動オフロードバイク成田さんの電動オフロードバイク、結構面白いので私も買ってしまった

(山内氏撮影)

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