電動ラジコン飛行機

99年4月18日(日)−関東RCクラブ対抗競技会(開催結果)

4月18日(日)に埼玉県吹上ラジコンクラブ飛行場にて関東RCクラブ対抗競技会が開催され、クロスウインド・2チームが参加しました。当日は曇りで、午前中から雨がポツポツと降り、午後には雨となりました。風はほとんどなくてよかったのですが、雨という条件は電動機にとって大変厳しいかったと思います。最後の方は雨もほんぶりとなり、フライトできるかと危ぶまれましたが、全員フライトしました。今回は電動チーム初参加にもかかわらず、上位入賞でき、とても有意義だったと思います。
競技会は、ナービス、スポーツマン、アドバンスド、の3名から成るチームが合計ポイントを競い合うというものです。参加チームは24チーム(各クラス24名で、合計72名)でした。


左前から
クロスウインドFC(春)チーム

ナービス級: 尾内さん
スポーツマン級: 佐々木さん
アドバンスド級: 熊谷さん


クロスウインドFC(夏)チーム
左前から

ナービス級: 今井さん
スポーツマン級: 黒澤
アドバンスド級: 角倉さん

今回はとにかく参加してみようということで、入賞など考えていませんでしたが、アドバンスド級は1位、2位を電動チームで入賞するなど上位入賞となり、大変うれしく思います。結果を紹介します。熊谷さん、角倉さんの飛びはすごかったですね。競技会なので、より切れ味のあるフライトでした。

各クラス別結果

クラス 名前 得点 順位
ナービス級 尾内さん 303.5 22位
今井さん 359.5 10位
スポーツマン級 佐々木さん 566.0 22位
黒澤 649.0 2位
アドバンスド級 熊谷さん 905.5 1位
角倉さん 895.5 2位

チーム別結果

順位 チーム名
優勝 埼玉フライング(B)チーム
準優勝 クロスウインドFC(夏)チーム
3位 熊谷RC(B)チーム


(ポルコさん撮影)

意外と滑走路が狭く、端には溝がりオーバランして溝に突っ込む機体が多くありましたが、尾内さんが着陸時に滑走路の溝に着陸してしまい機体を壊してしまいました。着陸までの得点がとても良かったので、この着陸失敗がなけば尾内さんの上位入賞は確実だったでしょう。
私(黒澤)と同じ得点が2名となり、どういう判断か分かりませんが私が2位になりました。電動だから?、それとも飛行時間が私は約2分、もう一人の方が4分、で私が短いからか?、後で知ったのですがローカル・ルールで飛行時間が短い方が上位になるそうです。

電動チームの参加機のピット風景、他のチームはとにかくスゴイ機体がおおく、圧倒されます。小さな機体に見慣れているので他のチームの機体がすごく大きく見えます。

参加メンバーの風景、電動機の集いとは違って競技会なので、やっぱり緊張しますね。「電動チームは静かだから、ボーナス点ほしいよな〜」等など...結局、今回はボーナス点はなしとのことでした。手前にあるBD−5は昼休みにデモフライト予定だったのですが、雨で中止としました。でも昼休みは雨の中、エクストラ300のデモがありました。すごいアクロでした。

大会が開始する前にチェック「こんな感じかな〜」、「でも初めてだから大丈夫かな〜」とやっぱり不安。

他のチームも続々と到着し、準備に忙しそうでした。

各参加メンバーと機体、および離陸の様子を紹介します。

大会終了後、参加メンバーにゼッケンNoによる各スポンサーからの商品のあたる抽選会がありました。商品は瞬間接着剤からいいものは京商のオーラムEXがありました。その中でエンジン機用燃料もあり、電動チームメンバーが当たったらどうなるか危ぶまれました。案の定、尾内さんに燃料が当たり、持って帰りました。誰かに売るのでしょうか?
今回は電動チーム(メンバー)がかなりの上位入賞をしました。それを知った他のエンジンチームからは冗談楽しく、「今度はゴム動力の飛行で参加するぞ〜」、「そうしたら、競技開始前に一生懸命、ゴムを巻くのかな〜!?」となかなか面白かったです。
今回は尾内さん、佐々木さんが臨時会員として参加していただき、ありがとうございました。

最後に私(黒澤)からの参加した感想を一言

ラジコンを始めてこのような競技会にでるのは始めてでした。電動機の集いのように楽しく、自由に飛ばすのと違って、とても緊張しました。私の飛ばす機体はメリット14c調整が完全でなかったのと、飛ばし慣れたマーチがいいだろうと思い、今回はマーチで出ました。飛ばす前、時間があったので、他のチームのメンバーの機体を見ていたんですが、みんなすごい機体ばかりで、圧倒され、これは見ないほうがいいだろうと、途中から見るのを止めました。とにかく、「自分なりに飛ばせばいいだろう〜」と思い、助手をしてもらった角倉さんの助けで、最後まで大きな失敗なく飛ばせたのでうれしく思っています。また、風がほとんどなかったのも、幸運だったとも思います。大きな機体でパワーがあれば、落ちつき等では優位でしょう。また電動では静かさを武器に、ゆったりと、切れのあるシャープさ、を追求すれば、得点獲得に優位になると思いました。

[クロス・ウインド・フライヤーズ・クラブのページに戻る]