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MK ACRO-7(電動に改造) - あらまきさん

MKのキット(エンジン機)を電動化したあらまきさんのACRO-7のデータと画像を頂きましたので紹介します。

MKのエンジンキット電動に改造したACRO7

以下の画像をクリックすると拡大表示できます。

ACRO-7記念写真 ACRO-7尾翼部分 ACRO-7尾翼部分2
ACRO-7胴体 ACRO-7機首モータ ACRO-7キャノピ

ACRO-7のデータ

全長 1565mm
全幅 1470mm
主翼面積 66dm2
全備重量 2225g
PWR UNIT DRIVE300 72:22(変更予定)
PROP APC 13×6.5E
BATT RC2000 14セル
受信機 JR649(電源 270mAh×4ニッカド)
サーボ DS361(デジタルサーボ23g)×4

製作記事

茂木でのアクロのスケールスピードを再現できるかと思い製作。大きいが軽量化 をはかれば14セルでも充分飛ぶだろうと思ったのですがキットを買ってビック リ!軽量化できるところはほとんどありません。これにエンジンをつけるの?と 疑いたくなるほど各部に軽量化が計られています。想像以上のキットです。エン ジンマウントの省略、第二胴枠の肉抜き、主翼リブと側板の穴を大きくしまし た。材料の変更はしていません。(これ以上はこわれそうです。) キットではエレベーターを左右別々のサーボで動かすのですが一つに変更、これによりラダーサーボも尾部につけられるようになります。トルクが充分かどうか 分からなかったのですがJRのDS361サーボを計4個使用しました。大面積 のエレベーターを二つこのサーボで動かすのは少し痛々しいのですが重くなりそ うだったので仕方なく。 被服はオラライトとストライプにオラカバを使いました。これだけ大きいとな んとオラライトを三本も使うのですね。随分と無駄が出たような気がします。事前にレイアウトを考えてから切り出せばよかったと後で反省です。

その後−その1

(2001/06/07)

14×6で試したところ,20:68で38.6A、7200rpm、離陸から5分ほどたったときでも垂直 に停止するくらいの推力はありました。トルクロールは腕がなく出来ません。しかし離陸後すぐでもどこまでも上昇するほどの推力ではありませんのでやはり15インチを試そうと思います。14×7Eでは20:68、7100rpm35Aでしたがバッテリーが充電直後ではないので参考にはならないかもしれませ。そうしているうちに15×6を入手することが出来ました。しかしでかいです。このハブを固定するのには京商のプロペラアダプターでは心もとないと思っていたところ50プロダクトのギアボックスが到着です。

その後−その2

(2001/06/07)

最初に使用していたギアボックスは京商の奴を二つ上下さかさまにして重ねて作成したものです。大きなギアが入るように。13×6.5Eで3200rpm にて大きめな振動が起こりました。はじめての経験でした。しかしその上としたでは綺麗に回ります。プロペラのバランスを再度調べても問題ありません。典型的な共振ですね。でも機体に手をくわえようがありせん。いいかげんなギアボックスのせいかもと思いましたが機体が壊れるほどではないのでそのまま飛ばして見ましたが問題なさそうでした。 次に14×6です。推力は私には充分なのですがやはり3200rpm付近で振動が起こります。プロペラが違っても?完璧に共振です。機体とギアボックスの間でのことですね。ここで角倉さんに聞こうかとも思いましたが50プロダク トよりギアボックスがちょうど届きましたので自分なりに結論を出してからのほうが面白いと思い早速機体に組み付けました。するとなんと、このギアボックスでも上記の二つのプロペラで同じ回転数にて振動が起こります。なくなってほしかったのですが…。 私のギアボックスだけが悪いのではないと言うことは分かりました。
そしてアメリカより14×7Eが到着です。で,このペラを50ギアに取りつけたところなんと、共振を起こさないのです。なんとなく全域においてザラついた気はするのですがいたって快適です。なーんだこれを使えば問題無い、40Aくらいは流れるようにギア比を変更して使えばいいかも、と思って油断してしまったのです。そして…。 昨日、模型店に行ったところ前から使いたかった15×6が入荷していました。今日の昼間、子供たちが妻と散歩に行ったところを見計らいスーパーワットメーター、回転計、を廊下に持ちだし玄関へ向かってテストを開始しました。14×7Eと同じで共振しなければいいなーと思いつつすこしづづスロットルを上げると3200rpmでは大丈夫です。そしてそこからすうーとスロットルを上げたところ突然機体が震え始めたと思ったとたん聴いたことの無いバキ!という音がしました。やっちゃいました。目の前にはノーズが割れた機体が。15×6、50ギア、KBM42−20の固まりはコンクリートの上(1メートル50先)に激突です。人、物に被害が無いことが救いですがショックでした。僕がこんなミスをするなんて…。用心深さには自信があったのですが。ギアボックスをつけていた3ミリベニヤは斜め方向に割れて半分ちぎれてしまいました。側板も片方が外側に向かって折れて開いています。まるで何かが爆発したみたいです。 機体はその後すぐ直しはじめてあとフイルム張りで完成です。15×6は何か対策を取ってから使います。残念ですが14×7Eを使ってしばらく飛ばすことにします。14×6より飛ばなくなるのでしょうね。

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