電動ラジコン飛行機

Douglas F4D Skyray 1.キットの内容   2.ダクトの作成  3.Skyray関連サイト  4.ダクト機首側の作成と紙張り  5.主翼の製作  6.胴体の製作(ダクトの組み込み)とプランク  7.もう、失敗はしないぞ  8.胴体の製作(機首、空気取り入れ口と後部)  9.主翼の取り付け  10.機首(キャノピー)と垂直尾翼の取り付け  11.生地完  12.もう1つのSkyrayもどき  13.塗装(下地)の失敗  14.紙張り  15.塗装(下地)  16.塗装(色つけ)  17.ラインとマーキング  18.DFユニット搭載とメカ積み  19.初フライト!?

紙張り Douglas F4D Skyray

以下のは当時の記事ですが、その後に同じ要領での紙張り、ニスによる塗装をしていますのでご参考まで紹介します。 (2010/3/13)

Skyrayもどきに関しては一旦製作(塗装)を中止して、Skyrayの方を進めることにしました。

Skyrayの主翼は胴体の製作失敗により、作り直しした主翼(2つ目)を使っていたので、Skyrayもどきよりうまく作っている(サンディングしすぎていない)ので、ニスによる紙張りにより少しぐらい水分を吸っても大丈夫だろうと思い、ニスで紙張りしました。

紙張りの手順ですが、これがいい方法(ベスト)とは思いませんが、私がやった方法を紹介します。使用した紙はStep 4- ダクト機首側の作成と紙張りで紹介している「雁皮紙」という紙です。

サンディングシーラーによって下地ができている状態からニス(水性)による紙張りでも、水分を吸って、バルサは反ってしまいます。乾燥後、今度は紙がピンと引っ張るようになり、逆に反る感じになります。ですので、垂直尾翼は左右一緒に張りました。(たぶん、片面を貼って、乾燥後、もう片面といった方法だと垂直尾翼は反ってしまうかもしれません。)主翼は上面と下面を別々に貼ってもいいかなと思いますが、エルロンも一緒に張るので、今回は主翼も上面、下面も一緒に張りました。結局、主翼に関してはニス(水分)で少しは凸凹になりましたが、乾燥後は戻りましたのでほっとしました。サンディングし過ぎなれけば、下地を作っておけば、大丈夫な感じです。(ほっとしました。)

張り方ですが(もっといい方法がありかもしれませんが)、水で霧吹き等はせずに、10倍に薄めたニスを紙の上から軽く塗ってゆきます。(なぞるといった感じ)するとニス(水分で)紙がしわしわになります。その後、一旦、ぬれた紙をはがして、また端からちょっと引っ張る感じで張り直すという感じです。ちょっとコツが必要かもしれません。できるだけ、しわのないように、空気を入れずといった感じです。ハケを使ってもいいのですが、こすり過ぎると毛玉がすぐにできますので、注意して下さい。少しぐらい毛玉は残しておいても後からサンディングで落とせます。

余った部分はカッター等ではきれないので、ハサミで切りました。でも切るのもちょっと苦労しますが。乾燥してからカッターで切るという方法もありますが。

乾燥後、紙が密着していない部分があったら、再度、ニス(原液)で密着させた方がいいです。空気がボツボツと入った感じになったら、カッターで切り込みを入れて、ニスが密着するか、凸部分をサンディングで削り落として、後で紹介しますパテで埋めた方がいいです。今回、私も垂直尾翼の一部分で2mm四方ぐらいの空気が入って密着しない部分が多く発生しました。後でニスでも密着せず、結局、凸部分を180番ぐらいでサンディング紙を削り落として、パテで修理する方法にしました。 (最初に霧吹きして奇麗に密着せてからの方がいいかもしれませんね。)

胴体下面は3分割、上面は片方で3分割して紙をはりました。一回に多くの面積を張るにはちょっと大変なので曲面が多い場合は分割して貼った方法が楽です。また、重ねても紙がかなり薄いので大丈夫だと思います。

機首部です。ノーズ部分はかなりの曲面なので細くきった紙を何枚にも別けて貼ってゆきます。今日は垂直尾翼、明日は機首部、次は胴体下面と毎日コツコツと貼ってゆきました。

重量ですが、この紙張り(すべて)で+5gでした。

エルロンホーンを取り付ける部分をカットしてなかったので、サーフェーサを塗る前にカットしておきました。


今回使ったサーフェーサ(右側)です。左側は傷など修復用のパテです。
拡大

サーフェーサを1回塗った所です。

ここまでの重量ですが、

Skyray重量推移データ
430g生地完(キャノピーを含む)からスタート
↓ドープ1回,サンディング(+1g)
431g

↓サンディングシーラー1回塗り(+16g)

447g
↓サンディング(-7g)
440g
↓薄めたサンディングシーラーを1回塗り(+6g)

446g

ニスによる紙張り(+5g)
451g
サーフェーサ1回塗り(サンディングなし)(+10g)
461g

サーフェーサは以外に重たくなりますね。サンディングしていないので、サンディングすれば、少しは軽くなるかと思いますが。あと紙張りはニス(水性)がいいですね。窓を少し開けて換気をしておけば、部屋の中でもできますが、ドープとかでは部屋の中ではできませんので。(また防毒マスクも必要ないし)

次へ