電動ラジコン飛行機

J.F.S.A. 第17回 スタンドオフ・スケール大会

2000年5月7日、三重県伊勢の県営サンアリーナで行われたJ.F.S.A. 第17回 スタンドオフ・スケール大会に参加してきました。前日の6日は今度中部の電動機の集いが行われるIRC飛行場におじゃまして、大会当日の練習をさせてもらい、ありがとうございました。

前日IRCにて

横浜を午前2時に出て、途中、休み休み行ってIRCに着いたのが11時ちょっと前でした。横浜からIRCまで約380kmでした。垣内さんが待っていてくれて、その後、渡邊さんが来てくれました。飛行場はとても整備され奇麗でした。中部の集いが楽しみですね。

大会当日の話しになって私はどんな飛ばし方をすればいいか全然しらずの参加で、渡邊さんから大会当日の飛行審査種目を知りました。(参加者にハガキを郵送していたようだったがまだ届いていなかったようです)内容は以下の通りで、じゃぁ、それに向けて練習をしなければということなりました。

垣内さんは12セルでパワーアップしたF86セイバー、渡邊さんはパワー、及びスケールアップされたラファエル、私はピッツで参加です。ダクト機の場合は、3つの選択種目が限られるので、ちょっとアピールするために高速ローパスを入れることになりました。渡邊さんのパワーアップ(50A仕様)された風上からの高速ローパスは速かったですね。垣内さんのF86はファンを交換してよりパワーアップ、静かになりました。

夕方まで飛行場に居て、それから私の泊まるホテルへ、飛行場から30分ぐらいのホテルです。奇麗なホテルですので、中部の集いであとで宿泊場所として紹介されるでしょう。チェックイン後、近くの中華屋さん?で3人でいつものように大会前夜祭飲み会となりました。なんかいろいろ話しましたね。内容はやっぱりここには書けませんね。

大会当日

今回行われる会場は三重県の伊勢のサンアリーナです。泊まったホテル(桑名)から1時間ぐらいのところです。垣内さん、渡邊さんとは現地集合ということでしたが、垣内さんとは最後の高速出口、渡邊さんは現地入り口で待っててくれました。受付を済ませ、全員で集合写真を撮りました。今回の参加者は約60名と多く、選択種目が3種類のところ、1種目のみとなりました。

参加電動チームです。左から、渡邊さん、垣内さん、私(黒澤)、Tsanです。フライトは受付順番(ゼッケン順番)となりました。天気はよかったのですが、風が落ち着かず、滑走路に対して左から吹いたり、右に変わったり、突然と強風が吹いたりと不安定な状態の中、大会がスタートしました。

電動チーム1番手はTsanです。今回は急遽、カブでの参加です。風が強かったらホバリングするよね?と冗談をいいながら、フライト順番となると風がなくなり、カブらしいフライトができたと思います。なななんと4位の高得点、もう少しで入賞でしたね。

電動チーム2番手は渡邊さんのラファエルです。どうしても地上からのショックコードにより離陸となります。1回目は離陸できず、2回目で見頃離陸、スピードあるフライトでした。フライト後拍手される人は数少ない中、着陸後は拍手喝采でした。パチパチ・・・。エンジンダクト2機がクラッシュする中、最後までジェット・スケール機でこの日に飛んだのは昼のデモフライト1機(エンジン・ダクト)と渡邊さんのラファエル1機のみでした。ジェットスケール機部門があれば優勝でしたね。

渡邊さんのフライト後にピットに戻って、ほっとした時の写真です。渡邊さんは終わってほっとの笑顔で、垣内さんはこれからフライトの心臓バクバクの笑顔です。

昼食を挟んで、電動チーム3番手は垣内さんですが...午後になると風がだんだん強くなりました。突風時は駐機しているスケールが飛ばされるぐらい、風速10m/秒を超えていた時もあるぐらいです。大型スケール機もフラフラ飛ぶ中、数機が強風によるクラッシュがあったりと、棄権者も続出。結局、垣内さんは飛行を断念し棄権しました。私は風が収まる機会を狙って飛ばそうと思いましたが、あまりにも強風なのと、これでは間違いなく、着陸時にクラッシュするだろうとの判断で、棄権することにしました。飛ばす勇気も必要ですが、安全のための飛ばさない勇気も必要ですよね。

今回、すばらしいスケール機が参加されていました。優勝した雷電、3発のユンカースなど実機らしいフライト、昼のデモフライトでめっちゃ速かったエンジンダクト機と...で、参加者は年配の方が多いのですが、今回の最年少の小学校4年生のフライヤー(真ん中の赤い帽子をかぶっている子)が私にとってとても印象的でした。私はジャッジの近くにいたのですが、ジャッジから「選択種目がローリングだよ」と聞かされビックリ、フライトが注目です。みんなが注目する中、選択演技のローリングサークルが成功した後はみんなで拍手喝采でした。パチパチ・・・、また、着陸はノーズを突っ込む形の着陸でしたが、みんなでまた拍手喝采でした。パチパチ・・・あれだけ、拍手されたのはこのフライヤーだけでしょう。フライトだけではなく、助手役もこなしていました。将来が楽しみですね。

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