「ラジコン操縦士」の登録はお済みですか?
電動機の集いの参加資格に「ラジコン操縦士」という条件があります。また、ラジコン技術の以下の号にも書かれています。
ラジコン技術99年10月号のP307の右下に「郵政大臣賞争奪RC競技大会に参加して」の中に「郵政大臣賞の意味」(ラジコン操縦士のこと) ラジコン技術2000年2号P370、また、同誌P236日本ラジコン電波安全協会のホームページがありますので、あわせてご覧下さい.
私達は無免許でラジコン電波を使用出来ますが、それは行政からラジコン電波の管理運用が「財団法人 日本ラジコン電波安全協会」に任され、その下での自由使用が認められているからなのです。
協会ではラジコン電波を使用する人すべてに、協会に入会し「ラジコン操縦士」登録する事を呼び掛けています。
この登録は、車なり飛行機なりの各種競技団体に入会するのとは全く別次元のラジコン電波の使用や存続に関わる重大な問題なのです。飛行機に関して言えば、JAナンバーのもらえる「日本航空協会 日本模型航空連盟」の「模型飛行士」登録や、ナービス、アドバンスドといった検定会を行っている「無線航空会」は、航空スポーツ活動や競技会を行うのが目的で、ラジコン電波の管理運用をしているわけでは無いのです。
具体的には、1.ラジコン入門者はプロポを買った時点で「ラジコン操縦士」登録が必要。 2.航空スポーツ活動をするなら「模型飛行士」の登録を、また車やボートならそれぞれの団体に加入を、と言うことになります。尚、ラジコン保険には何処かに最低一ケ所入っておくのは当然の事と言えます。
日本ラジコン電波安全協会のパンフレットによると、協会は当初数十万から百数十万の電波使用者を見込んで活動した様で、その結果新40MHzや72MHzの使用が認められてきました。
ところが、協会設立以来十数年経った現在でも「ラジコン操縦士」登録者数は2万人程度だそうです。
このような現状をどう思われますか?
「日本ラジコン電波安全協会」の設立が各種の競技会主催団体よりも後発のため、あるいは「ラジコン操縦士」登録代行の窓口を各模型店に依頼したが、登録代行店になるためには登録費を必要としたため模型店の協力を得にくかった。(初期の協会運転資金調達のためには仕方なかったとも思われるのですが)あるいは「ラジコン操縦士」登録案内のチラシに説得力が無かった。等、原因は色々あるでしょうが、とにかくこの現在の登録者数ではラジコン電波の存続そのものが危うくなってしまいます。
クロスウインドでは以前から入会時に「ラジコン操縦士」登録を義務付けていましたが、上記のような現状ですので、これからは集い参加者にも協力をお願いして行こうと思います。
また、集いに参加されなくても普段ラジコン電波を使用していてまだ「ラジコン操縦士」登録されていない方にも、ラジコン電波を守るためにぜひこの機会に登録をお願いします。
クロスウインド・フライヤーズ・クラブ会長 角倉真広
「ラジコン操縦士」登録の問い合わせ先
日本ラジコン電波安全協会
TEL 03-3862-3148 FAX 03-3864-9176
登録代2000円(2年間)
ラジコン保険加入の場合は別に2000円必要
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